「地域子育て支援者ってどんな人?」音声テキスト
子育て支援者による子育て相談の会場に行ってみましょう。
子育て支援者は乳幼児のお子さんの子育てに関するいろいろな知恵袋を持った先輩です。そこでは、しつけの方法やおもちゃの与え方など、子育てに関する不安や悩み、また子育てグループ活動を始めたいなどのご相談についても、子育て支援者が一緒に考えます。
支援者「いつでも誰でも来ていいよ、というスタンスで開けていますので、たった独りでポツンといるよりも、何かしら私がいれば話が出来るという感じです。要するに実家に帰られる雰囲気で、お母さんに『お帰りなさい』と言ってもらえるような、そんな雰囲気で気持ちをほぐすために来ていただけるといいなと思っています。」
子育て支援者と話をするために、毎週のように通うお母さんも少なくありません。
(支援者とお母さんの会話。30分抱っこし続けて重くて…といった吐露を優しく聞く、お昼寝の時間調整のアドバイスなど)
支援者「育児で不安があった時に、昔ならおじいちゃんおばあちゃんの経験上の話を、何気なく普通の会話の中で学べたことが、今は単世帯となっていますので、なかなかわからない。じゃあ、誰に訊いたらいいんだろう、といったところでお母さんがひとりで悶々としてしまうような引きこもった子育てになってきている。小さな悩みのうちに誰かに話すことで『あ、こんなことだったのね』と気持ちを切り替えてお子さんと向き合っていただける、そんな子育てをしていただけたらと思っています。」
子育て支援者の相談会場は、ちょっとした話や相談ができる場として、いつでも誰でも利用出来ます。
会場や時間については、みどりっこひろばやチラシでご確認ください。